……。

会える保障がないだけで

こんなにも不安になるから。





…こわいんです。

私の中から　　あなたが薄くなるのが…。

日に日に薄くなっていくことが　こわいんです。

もうあなたは私の事なんて忘れているのかもしれない。

明日からは次の実習生が来るから、前の実習生のことなんて忘れるのかもしれない。

私も　同じなんです。



あなたから離れた日から　少しずつ私の中からあなたが薄くなっていくのに気づいた。

…こわいんです。

あなたに忘れられることが。
あなたの声や雰囲気が少しずつ薄れていくことが。

このままじゃきっとかすれていく。

私の中からもあなたがかすれていってしまう。

私は　　それがとてもこわいんです。



次にいつ会えるかなんて分からない。

都合が合わなければもう会えないかもしれない。

……私は　それをとても恐れています。

なんでこんなモヤモヤしたままなんだろう。
どうして私はこんなに思いつめてるんだろう。
　　そんなにその人が気になる？
　　じゃあやっぱりスキなんじゃないの？
…分からない。
一緒に居たら楽しいけど、憧れなのかすきなのかの判断がつかない。
そうかもしれない。
でも、薄くなるって事は、そういう思いじゃないのかもしれない。
……でも、それでも私は。
あなたをただの思い出にしたくないと、思うんです。

次に会える時が来る事を　私は何より心待ちにしています。