2006年3月6日 小説
前ばかり見て歩かなくたっていいでしょ?


誰がそんなこと決めたの?

あなたはあなたの道がある

まっすぐな道を歩いてくひともいたら 寄り道しながら曲がりくねった道を行くひともいる

まっすぐな道は前に向かってがんばろうって気持ちになるけど

曲がりくねった道だってわるくない

寄り道って いろんな景色を見ながら歩いてるんだよ

いろんな世界を知って 楽しみながらゆっくりと前へ進んでる

それだけでいいじゃない

無理に肩肘張って 前ばかり見て進む必要なんてないんだよ

ほら ちょっと立ち止まって 深呼吸して 周りを見よう

あなたの気持ちを誘うものが沢山あって あなたの心を癒してくれるものもある

疲れたら いつでも座って休んでいいよ

気持ちが落ち着いたら またゆっくり歩いていこう

まっすぐでも 曲がってても それは「あなた」の道だから

あなたの気持ちが動く方に動いて

歩きたい道を歩いたらいい

今からでも遅くない

「遅い」なんてことはないから

あなたの道だから 

後悔したって 迷ったって 立ち止まったっていい

あなた自身が 自分に嘘をつかない道であるなら


弱気な時は背中を押してくれるひとがいる?

嬉しい時は一緒に喜んでくれるひとがいる?

辛い時はあなたを励ましてくれるひとがいる?

自分にはいない、だなんて思わないで

それはあなたが気がついていないだけかもしれないよね

ひとは孤独なものだけど 一人、じゃないよ

だから  「あなた」は  だいじょうぶ、だよね。

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