伊賀の忍の里。

2009年4月30日 TV
昨日NHKでやってましたねぇ。
忍の成り立ちと戦略、武器、伊賀と甲賀、信長の蹂躙…。
今回は伊賀の半蔵の話だったんで伊賀中心です。私は甲賀が好きですが。

元々伊賀の地は粘土質の水分だらけのドロドロの地で作物作りには厳しい土地だったそうです。
何でも今の琵琶湖がココにあったそうですからね。地殻変動で今の滋賀県に移動したらしいです。
伊賀の中で内戦している内に様々な忍の技が生まれ、能力を磨き、「忍」の元がそこで生まれました。
農業でやっていくのには厳しいので、その能力を買ってくれる武将の下へ散っていき、半蔵は徳川へ仕えた。
しかし信長が各地を平定していくにつれて独立勢力の伊賀と甲賀が邪魔になり、圧倒的な兵力でまず甲賀を潰し、残る伊賀もそこに住む人々ごと焼き払う。
そして信長が翌年に本能寺で倒れるまでは闇に潜み表舞台には出てこなかったと。
天下統一までは各地でそれぞれ活躍したそうですが、実は黒船が来た時もちゃんと忍は残っていたんだとか。
その任務を終えたのを最後に忍の記録は途絶えたそうです。

今回初めて知ったのは、まきびしは金属を溶かして作ったものではなくて、ヒシという実が乾燥したものということ。
エコですな!身近にあるものなら何でも利用する、忍の基本スタイルがそこに見えた気がします。

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